『AKIRA CLUB』
著者:大友克洋
講談社

幼き頃に見てえもいわれぬ衝撃を受けたアニメーション映画は「幻魔大戦」と「AKIRA」。
この両作品に共通しているのが「大友克洋」さんです。
1974年生まれの僕は、メディアで何度も
「世紀末・ノスタラダムスの大予言」などのフレーズを耳にして育ち、
そこに、彼の描く「電脳・超能力」の世界観が加わった大友さんの作品は、
ある一つの時代の終わり、そして、秩序と混沌はパラレルである、
という感覚を幼き僕に抱かせました。
ヤンマガ掲載時の「AKIRA」の全扉絵、没コマ、
並べ替えたページの手順などを網羅したAKIRA 特集本です。
単行本の広告、雑誌連載時のコメント、
どれもとても細かいところまで収録されており必見です。
written by Takeaki Hamakawa